生地開発の必要性と効用
 
カーマインカーカバーは【WORK2】でご説明した、車体形状に忠実な紙製カーカバーを原型にして、
【車体:カーカバー】=【1:1】 の比率で、車体形状を忠実に再現して作る、理想的な形のカーカバーとなります。
 
しかし、その理想的なカーカバーを作るには、解決すべき問題がありました・・・
 
それは、 車体とカーカバーの比率が【1:1】で同じ場合、車体へのカーカバーの装着脱着が困難となる問題です。
たとえば、身体と洋服が【1:1】の比率なら、洋服の生地が伸縮しないと、脱ぎ着が困難であるように、
車体とカーカバーの形がピッタリで理想的であっても、カーカバーの生地が伸縮しないと、装着脱着がスムーズにいきません。
つまり、カーマインカーカバーを理想的な形に仕上げるには、カーカバーの生地に伸縮性 (ストレッチ機能) が必要です。
 
しかし、屋外用カーカバーの生地でありながら、伸縮性のある生地、これは極めて異例であり、複雑な構造を必要とする生地です。
それでも、カーカバーの車体を保護する、機能、能力、すべてに最上を求めるなら、伸縮性生地は必要と言わざるを得ません。
そこで、私どもは、日本の大手繊維企業の協力のもと、日本の繊維産業が持つ優れた技術を最大限に活用し、
先端の繊維技術を用いて、カーカバーの用途に特化した、ストレッチ機能を持つ、屋外用の伸縮性素材の生地を作りました。
それにより、カーマインカーカバーは車体形状に忠実に【車体:カーカバー】=【1:1】の理想的な比率で作ることが実現できます。
 
さらに、カーマインの新素材がもつ生地の伸縮性 (ストレッチ機能) は、カーカバーの効用として、とても有利な特性を持っています。
それは、伸縮性生地の有用な機能である、生地自体が伸縮し変形して対象物の形に合わせる、生地の伸縮と変形の特性です。
例えば、身体に対して小さいTシャツを着ると、生地の伸縮と変形で、Tシャツは体のボディラインに合わせてピッタリとフィットします。
カーカバーも、伸縮性生地を使えば、小さいTシャツと同様に、車体の形に合わせてピッタリとフィットする理想的な車体保護が可能です。
つまり、カーカバーの生地にストレッチ機能があれば、装着脱着を問題とせず、カーカバーを車体サイズよりも小さく作ることができ、
車体より小さいカーカバーは、小さいTシャツと同様に、カーカバー自体が伸縮し変形し、車体の形に合わせてピッタリとフィットします。
それにより、車体とカーカバーの間の無駄な空間は減り、ホコリの侵入や風による移動を極限まで抑える、理想的な車体保護が実現できます。
 
このように、カーカバーの生地に伸縮性生地を用いれば、
カーカバーを【車体:カーカバー】=【1:1】の理想的な比率で作ることが実現できる上に、
カーカバーに、小さいTシャツと同じ性質を持たすことで、車体へのフィット性と共に、車体保護の能力を革新的に進化させる事ができます。
むしろ、カーカバーを車体の形にピッタリと優しくフィットさせるには、生地のストレッチ機能に勝るモノはないと言うべきかもしれません。
 
もちろん、カーマインは伸縮性生地を使用するので、車体形状に忠実な形のまま、カーカバーのサイズを縮小する事ができます。
ですから、上記の優れた特性を利用するため、カーマインカーカバーは車体サイズよりも適度に小さくお作りします。
そして、カーカバーのストレッチ機能で、車体にストレスを与えず優しく包み込む、理想的な車体保護を実現しています。
 
ここからは、いま少し詳しく、私どもが伸縮性生地を使う、その理由と優位性をTシャツに例えて説明したいと思います。
 
まず初めに、屋外で使う車カバーの構造は昔から少しも進歩がなく、何十年も・・・大きな袋で車体を包む巾着袋のような構造のままです。
車カバーの構造には改善の余地がないのでしょうか、そうは思えません。カバーに優れた能力を求めるなら、カバー構造にも進化が必要です。
カーマインのカバー構造は、車カバーの旧態依然とした巾着袋のような構造を基本から見直しました。
 
私どもは、車体を優しく保護する上で、風やホコリの影響を考え、カーカバーの装着で現れるシワや無駄な空間はマイナス要因と考えます。
そして、その空間やシワの原因は、カーカバーの車体への装着脱着を考え、カーカバーが車体より大きく作られている事が主たる原因で、
カーカバーが車体より大きい以上、どのような方法で車体に装着しても、そのサイズ差の余りがシワや無駄な空間となって現れます。
加えて、大きいカーカバーは、カーカバーが車の形に合うまで、ヒモやゴムを使ってカーカバーを車体にククリ付けるように装着するので、
カーカバーが車体の角など特定の部分に強く接して固定される事も、ボディ面に負担をかけるマイナス要因と考えます。
このような理由から、私どもは、車体よりも大きいカーカバーの構造自体、車体を優しく保護する上で最適とは考えていません。
Tシャツで例えれば、Tシャツを体の形にピッタリと合わせて快適に着るなら、体よりも大きいサイズのTシャツは適さないと思うからです。
 
そもそも、最終的にカーカバーを車の形に合わせて固定するなら、カーカバーが車体より大きい利点は装着脱着の他にあるのでしょうか?
むしろ、カーカバーがレオタードのような構造なら、ボディ面に無理なく均等にフィットするので、全てにおいて最適で最良だと思うのです。
 
ですから、私どもが理想とするカーカバーをTシャツに例えるなら、無理なく体にピッタリとフィットする、体より小さいTシャツです。
なぜなら、小さいTシャツは体に全体的に密着するので、Tシャツと体が接する部分の余計な空間やシワは極限までなくせます。
さらに、小さいTシャツは体に均等にフィットするので、レオタードやソックスのように、接する場所に無理な負担をかけません。
つまり、カーカバーも小さいTシャツと同様に、車体よりも小さく作れたら、車体を優しく包み込む理想的なカーカバーとなります。
そのようなカーカバーなら、最大限、ホコリの浸入を防ぎ、風による移動を抑え、何よりボディ面に無理な負担をかけません。
しかしながら、その理想的なカーカバーを作るためには、Tシャツぐらい自由度のある生地、理想を言えば伸縮性のある生地が必要です。
 
このような理由から、私どもは先端の繊維技術を用いて、カーカバーの用途に特化した、屋外用の伸縮性生地を作りました。
そして、カーマインカーカバーは車体サイズよりも適度に小さく作り上げ、カーカバーに小さいTシャツと同様の効果を持たせています。
カーマインのカバー構造は、大きい袋で車体を包む巾着袋のような構造では成し得ない、優れた機能と能力を有する進化した構造となります。
 
ここからは、カーカバーを車体より小さくするため、適切なサイズ調整を行うプロセスを説明させていただきます。
 
まずは、カーマインカーカバーの原型である WORK2 で記述した、紙製カーカバーの面積を調整する必要があります。
そこで、私どもはカーカバーの生地の裁断で使用する、「紙製カーカバー」から作る「型紙」の面積を縮小する調整を行い、
その縮小された型紙に合わせて、カーカバーの生地を裁断し、その生地を縫製してカーカバーを作ることで、
カーマインカーカバーは、車体形状に忠実な形のまま、現車に対して適度なタイト感を持つようにお作りします。
 
その上で、型紙の面積を縮小させる調整作業は、一律な縮小ではなく、お車に合わせて型紙のパートごとに縮小率を変化させます。
それにより、カーカバーの車体へのフィット性を適切にアップさせ、より車体とカーカバーの間の無駄な空間を減らし、
よりホコリの侵入を防ぎ、より風による移動を抑える、車体に優しい理想的なカーカバーの形を作り出します。
 
このように、私どもは車体形状に忠実なカーカバーを制作するため、カーカバーの用途に特化した、屋外用の伸縮性生地を作った上に、
伸縮性生地の特性を最大限に活用するため【車体:カーカバー】=【1:1】の理想的な比率のカーカバーに適切なサイズ調整を行います。
それにより、カーマインは、カーカバーのストレッチ機能で、車体にストレスを与えず優しく包み込む、理想的な車体保護を実現しています。
 
最後に、私どもにおいて、生地の伸縮性、それは最上のカーカバーを作るために必要な要素の1つです。
最上のカーカバーとは【WORK2】で記述したカーカバーの形状、【WORK4】で記述した生地のクオリティ、
その全てが必要で、その全ての相乗効果によって成立します。ぜひ【WORK2】【WORK4】をお読み頂けたらと思います。

carmine factory 2020